絵本から見るトラックの魅力

いきなりですが書籍のご紹介を。

1歳半のおいっ子にバイロン・バートンの「とらっく」
という絵本をあたえてみました。
気に入ってくれたようで、毎日眺めては楽しんでくれているようです。

男の子はのりもの、特にトラックなどの比較的大きな車両や上物・ギミックつきのものが好きですよね。

情操教育という観点において
子供たちにトラックの図表や情報を見せることには2つの意味があると考えます。

子供たちのプリミティブな感覚を刺激することができる。

重量感、迫力。

小型でもゆうに2トンを超えるトラックから受ける迫力は
我々大人でも思わず息を飲んでしまう存在感があります。
子供たちを大型車両の世界に引き込むことができます。

そして色彩。

トラックは交通上の理由、またはオーナーのカスタマイズなどで、
乗用車と違い原色等を多様することが多いようにおもわれます。
一般的に幼児は赤・緑・青といった原色の識別能力が最初に発達しやすいため
色の名前を覚えるのにトラックなどの車両を紹介するのは効率的といえます。

物質の運動する仕組みや物質同士の関わりを知ることができる。

トラクターヘッドによって引っ張られるコンテナ、
高所作業車によって持ち上げられる人、など、
トラックのおもちゃなどで実際に引っ張ったり伸ばしたりして
遊ぶことができれば、幼児の物質認識、空間把握能力は
飛躍的に向上すると考えられます。

バイロン・バートン氏の絵本が子供たちに与えるもの

絵本の紹介に戻ります。
バイロン・バートン氏の「とらっく」
きわめて単純にかわいらしく描写されたトラックは
原色に近い単純な色彩で彩色され、単純な矩形や円形の組み合わせで
表現されています。子供と色の名前を言ってみたり、構造の形を言い合ってみたり
一緒に楽しめるのではないかと思います。

もう一つバートン氏の絵本で特筆すべきなのはその形状の正確性が比較的高いこと

図を見ていただけるとわかるように、エアホースや工具箱まで正確に描写され関心してしまいました。
トラクターヘッドとセミトレの構造的なつながり
を子供が理解しやすい単純で正確な描写を行っているのはすばらしい。
大人でも普段トラックをじっくり眺めることはなかなかないと思うので
ちょっと勉強になってしまったり。

若者の車離れが叫ばれて久しい昨今ですが、
トラック運転手もまた人手不足の状況が続いているようです。
こういったところから、トラック・流通業界に興味を持ってくれる
人が増えてくれるといいですね。